Fly to Paradise!!! [VC4]

 

”飛びたいの。そう、飛びたいの。”

そう呟いて、彼女は飛んだのである。

 

アメリカ人の作曲家Eric Whitacre氏の呼びかけで始まったVirtual Choir の第4弾(Virtual Choir4 “FLY TO PARADISE“ )が完成し、先日公開された。

 

第3弾までの作品は、まさしくChoir!!というにふさわしい荘厳な曲だったし、Virtual Choir 4(以下”VC4”とするね)も、その練習用として楽譜とともに提供された音源は、これまた荘厳な感じだったので、どんな感じになるんだろう?ソプラノソロも入るんだよね?うおーーどんな感じになるの??どきどき。。と期待していた。

 

 

そのうえ、今回わたくしオオタセイイチはテノールとバリトンで初参加したこともあって、その期待はひとしおだったのである。ちなみに、歌っている自分の姿は、まだ1箇所しか確認できておらず、もう一方はどこかの窓にちっちゃくちっちゃくなって入っているかなーーとか思っている。なにせ、歌い手は5905 名!!で、投稿されたビデオクリップは101カ国から、なんと8409個!!もあったというから、比較的大きく映っている姿が1個あれば上等なのかもしれないな。作品の動画は下をみてね。

あ、オオタセイイチを2個みつけたよ!っていう方は教えてね。1個みつけたよ!でもイイヨ。;)

 

余談だが、完成したビデオの最後に流れるクレジットの長さが尋常ではない。歌い手が6000人近くもいて、何人かは私のように複数のパートを歌っているから、8分か9分にわたって、名前だけが流れ続けるというおもしろいことになっている。本編よりもクレジットの方が長いの。。。^^;

 

 

ともあれ、そんな風に出来上がりを人知れずどきどきしながら期待していたのだが、

 

ところが!!!である。シャキーン!!

 

出来上がったYouTubeを見て、おったまげた。

 

6000人近い歌手が”fly to paradise!!”, “fly to paradise!!”と歌う声と、ビートがゴンゴン鳴るRockyな曲が一体となってものすごいパワーというかうねりになり、うおおおおおおおお!!と迫ってきたからである。うおおおおおおおおお!!!!!

 

当初、こんな うおおおおおお!!!な仕上がりになるとは誰が思ったろうか。実は私たち歌い手にも当初からは全容は明らかにされていなかった。徐々にヴェールが剥がされ、最後にどどどーーーん!と新鮮な感動とともに全貌が明かされる手法に、さすがEricだ!!(あぁ。。)と感嘆した。

 

というわけで、初めてこのビデオクリップを観る方も圧倒されると思うが、歌っている私もめっちゃ圧倒されたのである。

 

 

以下のYouTubeクリップが出来上がり作品である。

では、お届けしましょう。

Virtual Choir 4 “FLY TO PARADISE” どうぞ!!女の子の顔がちょっとこわいけど 。

フルスクリーンで見ると迫力あるよ。

 

 

 

 

さて、ロンドンでは、先日11日から14日までバッキンガム宮殿で、エリザベス女王の即位60周年記念イベントが開かれたが、11日のガラコンサートのエリックのステージの時に、このビデオが流れたようである。

その模様のクリップも見つけたので、以下ちょっと拝借。

ちなみに指揮はこの曲を作曲したEric Whitacre氏、歌っている合唱団はBach Choirという合唱団である。

また余談だが、最初に司会をしているのは、ギャレス先生でおなじみのGareth Malone氏!!(だよね?)

 

 

 

 

 

*ちなみに、わたくし、てっきりEricはアメリカ在住のイギリス人だとばかり思っていたのですが、ちょっとググってみたところ、アメリカ生まれ(ネバダ州生まれ)のようなので、上記訂正いたしました。